看板作り … 手作りで作った アトリエの木で できた看板 ②

明石の片隅にある 靴と小物と教室の革工房 アトリエわっか

手づくりで コツコツ進めているのは     アトリエの外に付ける看板です

靴を作るのは 少しの間 おやすみして

ギュっ と詰め込んでアトリエの看板を制作中です

 

前回は 看板を取り付ける下地となるウッドフェンスができあがるところまで綴りましたが、

今回はその続き

いよいよ看板の制作開始です

 

フェンスを作りながらも

ずっとその前からも

頭の中で考えていたのは…

 

看板のデザインです

 

デザインっていうと大袈裟なのかもしれませんが、

 

限られたスペースに何を書こうか?

どんな配置にしようか?

ロゴは入れようか?

なしにしようか?

 

などなど、

文字だけなんですが

文字だけだからこそ

フォントの使い方でも雰囲気が大きく変わるし

 

奥が深いような、そんな気がします

 

 

ある程度のアイデアが浮かんでから

1人で決めるのは何とも心許なかったので

デザインに詳しい知人にアドバイスをいただき …

 

できたのがこの原案です

パッと見たときに、

 

何をやっていて

何ていう名前のところなのか

 

がわかりやすいように、

そして 興味がある人には伝わりやすいだろう …

という想いをこめて、無駄のない文字数でまとめました

 

ここから このPCで作ったデザインを分割してプリントアウトして…

余分なところは切り落として

厚紙に貼り合わせ、文字のところを切り抜いていきます…

なんとも地味な作業ですが、大事な作業です

 

一文字、一画ずつ

 

丁寧に ていねいに カッターナイフで切り取っていきます

切り取られた文字たち…

 

漢字の画数の多さに苦戦しましたが

なんとかキレイに切り取れました

このできあがった台紙を使って

看板に文字を写していく … という戦法です

 

  ”ステンシル”

 

というやり方らしく、このような文字を写したりする方法では

かなり有名なやり方らしいのですが

 

私は初耳でした…….

 

なにやら抜型にペタペタとすれば上手くいくらしく

あらかじめ作っておいた木製の板の上に

できあがった台紙を動かないように貼り合わせて

あまり深く気にせずに

  ペタペタペタ と

ペンキで色を塗っていきます…

色を付けた後の状態がこちらです↑

 

勢いよくやったものの …

塗っている最中 「これ、大丈夫かな?!」

って思う節は何度もありました

そして

乾かして台紙を剥がしてみると …

 

 

大失敗・・・

 

型通り綺麗な文字なる予定が…

滲んでいたり、擦れたりと散々な結果に…

 

嫌な予感が的中してしまった

やっぱり容易ではなかった “ステンシル”

 

なんとも苦戦している看板作り

次回で完結です つづく

看板作り … 手作りで作った アトリエの木で できた看板

神戸と姫路の ちょうど真ん中あたりにある

靴と小物と教室の革工房 アトリエわっか

 

今年に入ってから始めた 小さなちいさな手づくりの革工房

あれやこれやと半年間くらい外看板を付けれずに営業していました

 

やっと少し時間ができて看板を取り付けることにしたのが

本格的に夏になる前の頃でした

 

自分で作る 自家製看板…

 

少しの間、靴を作る人から日曜大工の人へ転職です

アトリエのベランダ部分に取り付ける 看板作りがメインなんですが

なかなか看板作りに乗り出せなかった理由の一つが

 

フェンスにそのまま取り付けてもなぁ … 。

(アトリエのベランダにはよく見かけるあみあみのフェンスになっています)

 

というのが ずっと引っかかっていて なかなか看板を付けれずにいました

 

でも、どうせやるならやりたいようにやってみよう

と 思い立ち…

 

最初に、どんな風にするのかあるていど固まったイメージを絵に描いて

子供が描いたような設計図をつくりました

 

もちろん 細かい寸法などの設計図はありません … が

改装の時にもお世話になった近所のホームセンターへ

材料も最低限いる分の買い出しにいきます

 

実は木材の買い出しがなかなか大変で

木材を長い状態のままで小さめボディの車に積むのは一苦労

荷台なんかはもちろんないので助手席を倒したりして工夫して積み込みます

 

そして買ってきた木を乾かします(なんだか湿っていたので

それから丁寧にヤスリをかけて …

 

まず作り始めたのは

 

 ” ウッドフェンス “

 

ウッドフェンス といっても

プロが作るように穴を開けて軸を立てて…

というような本格的なものではありません

 

元々のあみあみフェンスをそのまま活かして、

その上に取り付けるようにするものを作りました

あらかじめ防腐剤をしっかり塗り込んでおいた木材を組み立てていきます

うまいことフェンスにひっかかるように

細かいところも しっかり計測しながら…ビスを使って組み立てて

 

出来上がったのがこちらです …

ほぼほぼイメージ通りのできあがりでした

1人でフェンスに固定するときはなかなか大変でしたが…

 

一見 … ウッドフェンスの完成です

 

このフェンスに看板を付けていきます..oO

 

看板作り…次回へ つづく

ブラウンのレザーに真鍮のボルトが付いた長財布

神戸と姫路の真ん中あたり … 明石の片隅にある アトリエわっか

ここでは 手づくりにこだわった 革靴と革小物を作っています

 

長いようで短い夏休みも終わって

今日から9月のはじまりです

 

なんだか 朝と夜の風も少しひんやりしてきました

毎年こんなに涼しくなるの早かったかな?!

と 思うような気持ちの良い 秋っぽい気候 …

 

ということで、今日は新しい季節に使いたくなるような?

茶色い長財布のお話です

以前ブログでも紹介させていただいた

オーダー品のものと同じ革を使用して作った長財布

 

でも少し仕様を変えています …

 

よく見ると、一番表側の縫製は手縫いになっていて

隅っこには小さな真鍮製のボルトも取り付けています

 

中身はというと …

カタチやカードやお札をいれる容量は同じですが

アトリエわっかのロゴの隅っこにも

またまた ボルトが取り付けられています

 

三つ折りの背面側には…

手縫いを施して…

ここの隅にはワンポイントで

ネイビーのハンドステッチを入れています

 

全体像を見ると…

このような感じになります

 

隅と隅に小さなボルトを取り付けて

三つ折り部分の開閉はバネホックで行う仕様になっています

ボルトもバネホックも真鍮製のものを使っているので

革と共に経年変化を楽しみながら使っていただけると思います

 

そして、横から見るとこのような感じになりました

少し厚みはありますが

一般的なデニムの後ろポケットにも入るサイズ感になっています

もしポケットに入らないようなときは

手でクラッチバックのように持ってもらっても様になる?!

ような雰囲気に仕上がりました

 

シンプルに遊び心を加えて作った

 

 ” ブラウンのレザーと真鍮のボルトの長財布 “

 

アトリエに並べていますので

気になられた方は 是非 手に取ってご覧になってみてください

 

 

また、アトリエわっかの1点モノの革小物は下記サイトでも販売しています

お時間ありましたら どうぞご覧ください↓

https://minne.com/@atelierwakka