革小物 … 小さなお財布できました

 

「 アトリエわっか 」

 

覚えやすい? へんな名前?

 

読みやすいけど、少し抜けているような名前の革工房

兵庫県は明石市の片隅にある小さな革工房です

 

手づくりの靴の制作がメインですが

革小物も作っている工房では

新しい小物ができました

 

その名も「 小さな お財布 」

 

普通より小さいサイズの財布なので

「 チイサナ オサイフ 」

 

そのまんまの名前ですが、

わかりやすかな?と思って名付けました

 

見えるところはほぼ手縫いで縫製しているこのお財布

 

一番最初はミシンで作っていましたが

それだとなんだか無機質な感じに仕上がってしまったので

 

手づくり感のある見た目と

温かい雰囲気のある 手縫い に変更しました

好き嫌いは分かれるところかもしれませんが

ナミナミ縫いの手縫いです

 

縫ったところが モコモコ っとなる縫い方…

個人的にはこの無骨な感じが好きです

だからこの縫い方にしています

大きさは手のひらサイズ

一般的な二つ折りの財布よりも少し小さいくらいです

 

元々はマチ付きのコインケースになる予定だったんですが

この小さいお財布…

コインはもちろん、お札もカードもはいるようにしています

使用イメージはこんな感じです

 

ガバっと開く小銭のスペースと

お札は折りたたまずに収納でき

カードポケットは2つ…

カードはギュっと入れればもっと入れることもできます

 

持ち歩くカードなどが少ない方ならメインのお財布に使うこともできる

アトリエわっかの小さなお財布

 

自分用に…

 

プレゼントに…

 

おひとつ いかがですか??

 

小さな革小物 … 革紐と真鍮のちいさなクツベラ

 

靴と小物と教室の革工房 アトリエわっか

 

明石の片隅にある小さな工房では

手づくりにこだわって

革靴や革小物をひとつひとつ制作しています

 

本日は新しく作っていた革小物の紹介です

 

わかりやすいかな? と思って付けた名前が

 

「真鍮製の靴ベラに革紐が付いたキーホルダー」

 

 

その名の通り、

真鍮製の靴ベラをベースに

厚みのあるヌメ革を革紐に加工して

シンプルに麻紐を用いて取り付けました

 

革紐には おまけ で真鍮製のリングとナスカンも付けているので

鍵を取り付けることもできる仕様にしました

 

大きさは… 手のひらに収まるサイズ感で

鞄に入れて持ち運ぶこともできるサイズになっています

 

使う人に合わせて、

玄関にぶら下げて置いておくのも良いですし

鞄に入れて持ち歩いたり

ナスカンを使って金具などにぶら下げておくことも … ◎

 

はたまた、

鍵の少ない人ならキーリングとしても活用できる一品になっています

 

 

できるだけ無駄のないデザインで

使いやすいようにと考えて作った

真鍮の靴ベラのキーホルダー

 

型紙を使わずに作った

ひとつひとつ違う表情のモノとなっています

 

どうぞお近くにお越しの際は手に取って

ご覧になってみてください

 

また、こちらの革小物は

 minnecreema でも販売しています

 

お時間ございましたらどうぞこちらもご覧になってください

「革の裏」をわざと見せて作った koala ( コアラ ) という革靴 ③ (完成編)

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある アトリエわっか

 

小さなちいさな工房では

コツコツと手づくりにこだわって 革靴や革小物たちを制作しています

 

そして本日は

制作中だった koala ( コアラ ) という靴の完成編です

アッパーに使っている革は

普通は見えない部分…

わざと毛羽立っている面(革の床面)を見えるように作りました

 

黒のような…

 

グレーのような…

 

曖昧な色味のアッパーに

底回りの革は黒く染めてギュっと締まった雰囲気になっていて

 

少し色気のある表情に仕上がりました

ソールの部分を よーく見ると …

黒く染めるだけではなく

染めてから更にマットになるようになるように加工も施しました

踵の真ん中にチョこっとついている補強の革も

実は本体とは違う革をコッソリ使いました

 

よーく見ると …

実はネイビーになっています

 

いちまい革で作られている

無駄のないシンプルなデザインですが

細かいところにアクセントを置いて作ってみました

 

大人っぽい革靴

 

koala という名前の革靴

 

できあがりました

 

「革の裏」をわざと見せて作った koala ( コアラ ) という革靴 ②

神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある 靴と小物と教室の革工房 アトリエわっか

 

ここでは ひとつひとつ 手づくりにこだわって制作しています

 

今日は前回の続き

甲革(アッパー)を革の銀面(ツルツル面)を使用せずに

裏面(毛羽立った面)をわざと使用して作っている koala ( コアラ ) という靴

 

底縫いまでが終わっていた この靴の制作

今回は後半戦…

 

土台ができたところにヒールを積み上げていきます

 

一枚いちまい積み上げては切り整えるという

手作業の工程だらけの後半戦

 

もちろん時間はかかりますが

見る見るうちに カタチが出来上がっていく

それが楽しくて手を止めずにドンドン進めていくと …

 

ヒールもいつの間にか積み上がり …

後は仕上げの工程です

 

今回作っている この koala は底まわりをマットブラックにしていきます

ヤスリで微妙な段差を整えた後

 

黒の染料を使って色を付けていきます

 

そして…

少し加工を施して

 

黒く染まった底まわり

 

ナチュラルだったカラーから

ギュっと締まった雰囲気に変わりました

 

後は最終の仕上げをして完成です

 

履き口が浅めの靴ですが

秋冬にでも合わせやすい色味のこの一足

 

次回完成です

 

つづく

「革の裏」をわざと見せて作った koala ( コアラ ) という革靴 ①

明石の片隅にある小さな革工房 アトリエわっか

靴と小物と教室の工房で作られる 革靴や革小物

それらはすべて「手」を使って生み出しています

 

機械のように均等な仕上がりではなく

ひとつひとつ

手の跡が残っているような

まるで生きているような

 

そんな 気持ちのこもったアイテムを作りたくて

手づくりにこだわって ひとつひとつ制作しています

 

今回ご紹介するのは

koara ( コアラ ) という名前の革靴です

 

オーダーでは何足か作っていたこの靴ですが

アトリエ用のサンプルがまだ作れていなかったので

まずは1足 作り始めました

 

縫製が終わったアッパー(甲革)を

細身でつま先のまぁるいカタチの木型に添わせていくと

↑のような形に

 

メンズサイズでも展開していますが

元は女性が履くイメージで作った靴なので

シュッとした雰囲気のフォルムになっています

 

そして、革底を貼り合わせて、切り整えると

靴のカタチに …

 

この状態からひと手間かけて

ドブオコシ と呼ばれている 変な名前の工程を施します

これは、

革底を一皮剥いて、溝を掘る

という工程

 

底縫いを施した後に縫い糸を隠せるようにする為の工程です

 

溝の部分にはチクチクチクと糸が見えています

 

完成すると外からは見えませんが

アトリエわっかの靴はすべて底縫いが施されています

 

今のところ、ほどんどのデザインの靴は

このマッケイ製法と呼ばれる

本底と甲革と中底をいっぺんに縫うという製法です

 

見た目ではわかりませんが

長く履くには大事な工程

 

ここから作業は後半戦へ

次回に続きます

 

つづく

小さな革小物 … ブタ鼻の小さなコインケース

神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある 靴と小物と教室の革工房  アトリエわっか

小さなちいさな工房では、日々制作をおこなっています

 

本日は まだご紹介できていなかった革小物をおひとつ

 

ブタの鼻のような革ボタンが特徴的な

小さなコインケースができあがりました

 

バネホックで開け閉めする仕様になっていて

外から見たときに金具を隠す為に取り付けたのが

ブタの鼻 … のような 革ボタンです

4mmほどある厚みのあるレザーを使用しているので

立体感も存在感もある印象的なボタンになりました

 

また、間口も広めにしているので

一般的なカードもいれることができます

 

大きさは手のひらサイズ

 

ポケットにも入れやすいサイズ感にしているので

ちょっとしたおでかけの際にお財布の代わりにこれだけでも◎

 

もちろん使い方は人それぞれ…

小銭入れとしてではなくて、小さなポーチとしても使うこともできます

カラー展開は今のところ6色…

手に馴染みの良い革を選んで作っています

 

革の色合わせやステッチの色など作りながら決めているので

アトリエわっかの革小物はすべて1点モノです

 

 

ポップな色とシックな色…

 

小さな手のひらサイズの

ブタ鼻のコインケース

 

お気に入りのものがありましたら

どうぞお気軽にお問合せください

 

また、こちらのアイテムも近々minneのページでの販売も開始いたします

どうぞこちらもご覧になってみてください

小さな革小物 … レザーの髪飾り まるさんかくしかくのおでん風バレッタ

 

明石の片隅にある 「アトリエわっか」

靴と小物と教室の小さな革工房です

 

ひとつひとつ手づくりで作る革靴が中心ですが

その合間に革小物も制作しています

 

今回は新しく作っていたバレッタのご紹介です

 

いろんな色のレザーを まると さんかくと しかく に切りだして…

 

どんなモチーフにしようかと悩んだ末

個人的にシックリきたのが このカタチ

 

左から しかくとまるとさんかくの

おでん のようなモチーフに落ち着きました

 

大きいのや小さいの

色んなサイズで作ったこのおでん

 

色の組み合わせもすべて1点ものです

 

細かく分けると4サイズ

 

その日の気分で使い分けることもできる

まるとさんかくとしかくのレザーで作ったおでん風バレッタ

 

 

アトリエにも並べていますが

近々、minneのページにもアップする予定ですので

どうぞご覧になってみてください

 

よろしくお願いします

明石公園で行われていたイベント 明石城 現代の手仕事展 無事終了しました

明石の片隅にある靴と小物と教室の革工房 アトリエわっか

 

普段は小さなちいさな工房にこもっては

コツコツ コツコツ と

すべて手づくりでアイテムを制作をしていますが

 

この先週末、11月11・12日はイベントに出展していました

 

明石公園で行われていた 現代の手仕事展

 

前回に引き続き野外イベントだったので天気が心配でしたが

風は少しあったものの2日間通して良いお天気に恵まれました

 

なんとも天気の良い芝生の上に…

スペースも広かったので

広さを活用してゆったりとしたディスプレイができました

 

 

遠くを見渡すと子供がボールで遊んでいたり

大人も子供も芝生を楽しんでいる風景も垣間見れる

穏やかな時間が流れていた2日間

 

はじめましての方に知って頂けたり

 

お久しぶりの方にもお会いできたり

 

楽しい時間を過ごすことができました

 

お買い上げいただいた皆さま

アトリエわっかのことを知っていただけた皆さま

 

ありがとうございました!

 

小さなアトリエですが

ぜひアトリエの方にもお越しいただければと思います

 

また、来月の12月3日にはアトリエの近くで行われる

「ひおきクラフトまるしぇ」に出展いたします

こちらもどうぞよろしくお願いします

 

いよいよ明日から … 11月11・12日は 現代の手仕事展(at 明石公園芝生広場)が開催です

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり …

明石の片隅にある小さな革工房 アトリエわっか

 

手づくりの革靴と革小物と靴教室の小さなちいさなアトリエです

 

ひとつひとつの靴や小物を

ひとつひとつ 手づくりで日々アトリエにこもっては制作している私ですが

明日の11月11日と12日(土・日)はイベントに出展いたします

 

 

 秋 明石城 「現代の手仕事展」 

 11月11・12日 10:00~16:00 雨天決行

 

JR明石駅から徒歩で数分のところにある明石公園 西芝生広場で行われる

野外イベント(手づくり市)です

 

いままで作っていた革小物の

どんぐり箱 や カードケース・レターケース

 

新しく作った革小物も展示・販売する予定です

 

新しく作った革小物 …

小さいモノから簡単に紹介すると、

 

「レザーと真鍮金具のやじるしブリーチ」

裏面に真鍮で作られたブローチ用の金具を取り付けている小さなブローチ

 

「分厚いレザーで作られたブタ鼻マグネット」

靴に使う分厚い底材の革を使用して作ったマグネット

 

そして、「ハンドステッチを施した 小さなお財布」

一見、小銭入れのようなフォルムですが…

小銭はもちろんのこと、お札も、カードも入る仕様になっています

容量はそんなに多くないですが、二番手のお財布にちょうどいい大きさです

 

他にも、前回のイベントですぐに売れてしまっていて

紹介もできていなかった「真鍮製の靴ベラ キーリング」や

「まぁるい真鍮金具を使ったキーリング」も持っていきます

 

そして…

 

これまでに作った革靴も すべて展示・販売いたします

 

新しい靴 katakuri ( カタクリ )の小さいサイズもサンプルが完成したのでお披露目です

 

もちろんオーダーも賜りますので

どうぞこの機会に

生で見て、触れて、試して 頂ければ嬉しいです

 

公の場でのイベントは今回で2度目 …

なんだか楽しみで仕方ありません

 

アトリエわっかの他にも多くの作家さんが出展されるイベントのようですので

秋のおでかけにふらりと訪れて頂ければ幸いです

 

晴れれば … 広い芝生がとても気持ちの良い公園です

 

ご予定が合いましたら、どうぞお越しください

お待ちしております

 

手づくりの革靴 新色の karoo という靴を作る ②(完成編)

靴と小物と教室の革工房 「アトリエわっか」

兵庫県は明石市の片隅にある小さなちいさな革工房です

 

手づくりで一足一足

コツコツと作っている革靴や小物たち …

 

今回は前回の続き完成編です

 

作り進めていた karoo( カルー ) という名前の革靴

踵を踏んで履くこともできるスリッポンタイプの一枚革の靴

 

仕上げの工程を経て …

 

出来上がりました

 

 

ナチュラルカラーだったソール部分はブラウンになり

 

木型を抜いた後、少し加工を施してこのような表情の靴になりました

 

やっぱりソールの色が変わるだけでも

かなり締まった雰囲気になります

 

ぜひとも大人の方に履いてもらいたい風合いの一足になりました

 

 

もちろん踵を踏んで履くこともできます

 

ちょっとそこまでのおでかけ時や

急いでいる朝のお出かけの際に重宝する

 

「踵を踏める」という革靴

 

本格的な革底の革靴ではあまり見かけないデザインかもしれません

ライニング(裏革)を使用していない一枚革の仕立てなので

履き始めから足当たりも柔らかく

足馴染みも一般的な「革靴」に比べて早いです

 

一家に一足は履いて貰いたい …

そんな革靴 「 karoo 」

 

是非一度お試しになってみてください

そして、ビフォーアフターの画像です

 

左のネイビーが私物の約1年物

右が今回出来上がった新品です

 

つま先の毛羽立ちは作るときの使う革の違いですが

甲の皺の入り具合や 踵のクタっとした感じが

並べて比べると一目同然に違ってきます

 

もちろんこれは 一例 です

履き手の足や履き方、手入れの仕方によっても経年変化は変わってきます

 

何通りもある変化を楽しみながら履いて貰いたい革靴

 

アトリエわっかの 手づくりの革靴

ぜひ一度お試しください

 

今回ご紹介したこのkarooも

今週末11月11・12日に明石公園の芝生広場で行われる野外イベント

「秋 明石城  現代の手仕事展」に持っていきます

 

コツコツとアトリエにこもって作っていた

革靴や革小物たちもすべて 展示・販売 しますので

ご予定合いましたら是非お越しくださいませ

 

どうぞよろしくお願いします