靴と小物と教室の革工房 「アトリエわっか」
兵庫県は明石市の片隅にある小さなちいさな革工房です
手づくりで一足一足
コツコツと作っている革靴や小物たち …
今回は前回の続き完成編です
作り進めていた karoo( カルー ) という名前の革靴
踵を踏んで履くこともできるスリッポンタイプの一枚革の靴
仕上げの工程を経て …
出来上がりました
ナチュラルカラーだったソール部分はブラウンになり
木型を抜いた後、少し加工を施してこのような表情の靴になりました
やっぱりソールの色が変わるだけでも
かなり締まった雰囲気になります
ぜひとも大人の方に履いてもらいたい風合いの一足になりました
もちろん踵を踏んで履くこともできます
ちょっとそこまでのおでかけ時や
急いでいる朝のお出かけの際に重宝する
「踵を踏める」という革靴
本格的な革底の革靴ではあまり見かけないデザインかもしれません
ライニング(裏革)を使用していない一枚革の仕立てなので
履き始めから足当たりも柔らかく
足馴染みも一般的な「革靴」に比べて早いです
一家に一足は履いて貰いたい …
そんな革靴 「 karoo 」
是非一度お試しになってみてください
そして、ビフォーアフターの画像です
左のネイビーが私物の約1年物
右が今回出来上がった新品です
つま先の毛羽立ちは作るときの使う革の違いですが
甲の皺の入り具合や 踵のクタっとした感じが
並べて比べると一目同然に違ってきます
もちろんこれは 一例 です
履き手の足や履き方、手入れの仕方によっても経年変化は変わってきます
何通りもある変化を楽しみながら履いて貰いたい革靴
アトリエわっかの 手づくりの革靴
ぜひ一度お試しください
今回ご紹介したこのkarooも
今週末11月11・12日に明石公園の芝生広場で行われる野外イベント
「秋 明石城 現代の手仕事展」に持っていきます
コツコツとアトリエにこもって作っていた
革靴や革小物たちもすべて 展示・販売 しますので
ご予定合いましたら是非お越しくださいませ
どうぞよろしくお願いします