アトリエわっか の靴教室 月に1度のお楽しみ… 手づくりの靴作り ② 完成編

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房



 アトリエわっか



手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち


そして、手作りの靴教室をおこなっている


小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は前回の続き、

靴教室のお話を

 

 

1から10まで自分の手で革靴を作っていく

 

そんな、その辺にありそうで、あんまり見かけない

 

手作り靴の教室を行っている アトリエわっか

 

今回紹介している生徒さんの靴もいよいよ後半戦

 

本底用の革を貼りつけて

理想のカタチをイメージしつつ切り整えたら

 

 

底面からトントントントン靴底に穴を開けて

手縫い用の糸をつくり…

 

手縫いで「靴底」を縫っていきます

 

 

一目一目手縫いの底縫いを経てから

 

カカト部にヒールを付けていくと…

 

見た目は完全に「靴」に変化しました

 

 

革を化かすと書いて「くつ」

 

 

ホントによく考えられた漢字だなぁーと思います

 

 

と、カタチが出来上がってからも靴作りの工程は続きます

 

 

いくつかのヤスリを使い、底のカタチを丁寧に整えて

 

その上にロウを染み込ませます

 

すると…

 

ナチュラルの色味からブラウンに変化します

 

最後に中敷を敷き、靴紐を通すと

 

手製靴の完成です

 

 

平均で1足作りあげるのにかかる時間は

約40時間

 

数字だけ見ると長くも感じますが、

作っている最中はあっという間に感じます

 

靴作りは楽しいですからね…

だからかなぁーと思います

 

 

初めて作った靴はお自身用…

 

ツルっとしたキャメルのレザーで

優しい雰囲気に仕上がりました

 

丁寧にヤスリをかけた底回りは

キレイに艶っと仕上がっておりました

 

色味の変化も大きいこの革靴

 

このキャメルがブラウンに変化するくらい

長く大事に履いてあげてください

 

 

完成おめでとうございました

 

 

 

教室の新規生徒さま 随時募集しております


靴作りにご興味のおありのお方は


どうぞお気軽にお問い合わせください


またホームページにも概要は載せています


お時間ありましたらご覧ください

 

アトリエわっか の靴教室 月に1度のお楽しみ… 手づくりの靴作り ①

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

 

 アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は靴教室のおはなしを…

 

 

「靴を作る」

 

身近なようで、身近じゃない

 

そんな教室

 

靴を作る教室

 

自分の足のサイズで

はたまた、誰かのサイズで

自分の手で1から10まで作っていく

 

そんな手作り靴の教室をおこなっているアトリエでのお話です

 

1から始まる靴作り

 

始めにするのは型紙と呼ばれる設計図を作るところから

 

ベースとなる木型(靴のカタチの土台)から理想のデザインになるよう

 

紙を使って型紙をおこしたら

 

それぞれのパーツごとに革を切っていきます

 

 

 

型紙通りに切り分けたパーツたちを

ミシンを使って縫い合わせると…

 

↑のような甲革(アッパー)の完成です

 

作る製法で底のカタチは変化しますが

 

靴の見た目(デザイン)の部分になるトコロ

 

これができたら

 

 

靴の土台となる

中底となる革を整え

縫製されたアッパーに仮紐を通しておきます

 

次に行う工程は

 

「つりこみ」

 

靴がお好きな方だったら耳にしたことがあるかもしれない

靴作りの醍醐味に近い工程のひとつです

 

 

木型にアッパーを添わせていく工程

 

ひとつの道具で3役を担う

ワニと呼ばれる工具を使って

革をひっぱったり

叩いたり

そして、釘を打ったり

 

1本1本、地道にひっぱっては釘を打って仮止めしていくと

 

両足、ピタっと添いました…

 

 

靴の顔(見た目)が決まる

大事な工程… つりこみ

 

これを経て

 

大きめに裁った本底用の革を貼りつけると

 

 

見た目はより「靴」に近づきました

 

ここから革包丁を使って手裁ちで

本底のカタチを整えていきます

 

分厚く硬い本底の革

 

切るのに慣れるまでは苦戦しますが

 

自分の手でカタチを作っていくという

おもしろさのある工程の底付け

 

 

少しずつ整えていきます

 

この辺りで靴作りの前半戦から後半戦への折り返し地点

 

次回はこの続きをご紹介させていただきます

 

 

恐ろしく少ない文字数で紹介しておりますが

ここまで来るのにかかる時間は人それぞれ 

それなりにかかります

 

詰めて来られる方はもちろん早いし

慣れてきた人ももちろん早い

 

ボチボチと焦らずに自分のペースで作ってもらいたいと思って

教室は習い事のように

何曜日の何時から…という風にはしていません

 

スケジュールの空き次第で

月に何度でも来てもらえます

 

気持ちの良いペースで

今回紹介している生徒さんは月に1回

 

毎月楽しみにしてもらえているようで

こちらとしてもなんとも嬉しい限りです

 

そんなこんなで次回へ

 

つづく

 

 

 

 

教室の新規生徒さま 随時募集しております

靴作りにご興味のおありのお方は

どうぞお気軽にお問い合わせください

 

またホームページにも概要は載せています

お時間ありましたらご覧ください

 

歩けるサイズ(13cm)の 手作り 革のファーストシューズ

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

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手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は小さな革靴のお話を…

 

 

 

よちよち歩ける頃に合うサイズの13㎝で作っていた

 

アトリエわっかのファーストシューズ

 

ネットや店頭などで販売しているサイズは11㎝

歩くか歩かないかのサイズ感の1足ですが

 

今回のブログのものは13㎝と歩き始め頃のお子様のサイズです

 

 

 

お客さまのご要望にお応えして生まれたこのアイテム

 

実際に履いて歩く…

 

靴としては当たり前の機能かもしれませんが

小さなちいさなサイズの13㎝

 

自分では試すことできず

履ける頃の子供とのお話はまだできません

 

だから作るのが難しい小さなサイズ

 

「履き心地はどお?」

 

そんなことが聞けたら楽なのですが

できない小さなサイズの靴

 

大きな企業でもないので

膨大なデータがあるわけでもなく

 

手探りで作った一品でした

 

 

靴のデザインは

元々作っていたファーストシューズと基本的には同じにし

 

底材には革底ではなく

実際に外履きに使用しやすいようクレープソール(天然ゴム)を採用しました

 

3mm厚の薄いものを使用しているので

重さも軽減した作りになっています

 

 

今回、実際に履いて歩けている姿を見るまでは

 

実際に歩けるアイテムになっているのかは

確かめようもなく、グレーな状態でしたが

 

スタスタと履いて歩いている我が子の姿を見て

なんとも感無量が瞬間でした

 

 

今のところ在庫を持っての販売の予定はありませんが

もしご要望がありましたらオーダー承ります

 

出産のお祝いや

ご自身のお子様へのプレゼントに…

 

きっと短い間しか履けないものですが

記念品として贈ってもらえたら

嬉しく思います

 

どうぞよろしくお願いします

 

 

ひとつひとつが1点物の革小物 アトリエわっかのブックカバー 手縫いとパッチワークの2種類できてます 

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

 

アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

本日は革小物のおはなしを…

 

 

 

紹介させていただくのは

 

文庫本サイズのブックカバー

 

なくても良いかもしれない小物…

 

でも、いつも持ち歩く…

いつも少しずつ読んでいる文庫本に付けると

 

なんだか嬉しくなるような

 

読むのがもっと楽しくなるような革小物

 

そんなレザーのブックカバーできました

 

 

大きく分けて種類は2種類

 

↑の画像やブラックで作ったのものような

 

気まぐれにパッチワークを施したタイプと

 

手縫いで縫製したシンプルなタイプの2種類です

 

 

 

アトリエわっかの革小物は

どれもこれも1点物ですが

 

より1点物感が増すパッチワークの仕様のものは

 

唯一無二のアイテムをお探しの方にはピッタリのアイテムになっています

 

 

 

また↑画像の

ダークブラウンとナチュラルの2色は

 

手縫いの仕様になっています

 

 

パッチワークのものと比べると

 

見た目の通り、よりシンプルに仕上げています

 

また、一枚革で作っているので

持った触感も凹凸感がなく サラっとしています

 

 

パッチワーク、手縫いの仕様

共にベースの型紙はおなじなのでサイズ感は同じです

 

家にあった一番大きいサイズの文庫本をベースにギリギリで入るサイズで制作しています

(これは個人的に余分ができるだけないものの方がすっきりとしていて良いと思ったからです)

 

ですので使い始めは、入れる本のサイズによっては

本の角が曲がってしまうかもしれません…

 

でもきっと愛着の湧くアイテムになっておりますので

どうぞご了承くださいませ

 

 

価格はどちらのタイプも同額

¥5000 で販売中です

 

販売サイトはコチラ

 

お時間ありましたら

お気になられましたら

↑の「コチラ」をクリックしてご覧になってみてください

 

どうぞよろしくお願いします