アトリエわっか の靴教室 月に1度のお楽しみ… 手づくりの靴作り ①

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

 

 アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は靴教室のおはなしを…

 

 

「靴を作る」

 

身近なようで、身近じゃない

 

そんな教室

 

靴を作る教室

 

自分の足のサイズで

はたまた、誰かのサイズで

自分の手で1から10まで作っていく

 

そんな手作り靴の教室をおこなっているアトリエでのお話です

 

1から始まる靴作り

 

始めにするのは型紙と呼ばれる設計図を作るところから

 

ベースとなる木型(靴のカタチの土台)から理想のデザインになるよう

 

紙を使って型紙をおこしたら

 

それぞれのパーツごとに革を切っていきます

 

 

 

型紙通りに切り分けたパーツたちを

ミシンを使って縫い合わせると…

 

↑のような甲革(アッパー)の完成です

 

作る製法で底のカタチは変化しますが

 

靴の見た目(デザイン)の部分になるトコロ

 

これができたら

 

 

靴の土台となる

中底となる革を整え

縫製されたアッパーに仮紐を通しておきます

 

次に行う工程は

 

「つりこみ」

 

靴がお好きな方だったら耳にしたことがあるかもしれない

靴作りの醍醐味に近い工程のひとつです

 

 

木型にアッパーを添わせていく工程

 

ひとつの道具で3役を担う

ワニと呼ばれる工具を使って

革をひっぱったり

叩いたり

そして、釘を打ったり

 

1本1本、地道にひっぱっては釘を打って仮止めしていくと

 

両足、ピタっと添いました…

 

 

靴の顔(見た目)が決まる

大事な工程… つりこみ

 

これを経て

 

大きめに裁った本底用の革を貼りつけると

 

 

見た目はより「靴」に近づきました

 

ここから革包丁を使って手裁ちで

本底のカタチを整えていきます

 

分厚く硬い本底の革

 

切るのに慣れるまでは苦戦しますが

 

自分の手でカタチを作っていくという

おもしろさのある工程の底付け

 

 

少しずつ整えていきます

 

この辺りで靴作りの前半戦から後半戦への折り返し地点

 

次回はこの続きをご紹介させていただきます

 

 

恐ろしく少ない文字数で紹介しておりますが

ここまで来るのにかかる時間は人それぞれ 

それなりにかかります

 

詰めて来られる方はもちろん早いし

慣れてきた人ももちろん早い

 

ボチボチと焦らずに自分のペースで作ってもらいたいと思って

教室は習い事のように

何曜日の何時から…という風にはしていません

 

スケジュールの空き次第で

月に何度でも来てもらえます

 

気持ちの良いペースで

今回紹介している生徒さんは月に1回

 

毎月楽しみにしてもらえているようで

こちらとしてもなんとも嬉しい限りです

 

そんなこんなで次回へ

 

つづく

 

 

 

 

教室の新規生徒さま 随時募集しております

靴作りにご興味のおありのお方は

どうぞお気軽にお問い合わせください

 

またホームページにも概要は載せています

お時間ありましたらご覧ください