アトリエわっかの 靴のサンプル作り
きょうは つり込み と呼ばれる工程です
木型に中底を添わせたものに
縫製されたアッパーをかぶせ
アッパーを木型に添わせていく…..
この工程で使うのが「ワニ」と呼ばれている
変わったペンチのような カタチの道具
上の画像の右側にある 道具
引っぱれて 叩ける
両方をひとつでできる 便利な道具
そしてこれがつり込む時の 靴の裏
ダボっと開いているところを
ワニ と 釘を使って
キュッと 添わせていきます
このひとつの工程で
靴の顔(見た目)が決まる 大事な工程
と 言いつつも、
靴作りには他にも 大事な工程がたくさんあります
だから 靴作りは難しいと言われるのかもしれません
トントン トントン
釘を打ち
つり込みが終わった 後ろ姿…..
踵のタブも
ピンっと 真っすぐ立っています
まだまだ寒い冬の日の サンプル作り
明石の片隅にある手作りの工房で 靴作り
つづく 。