うちばねの短靴 ① 。

 

兵庫県は明石の片隅にある

靴と小物の小さな革工房

小さな小屋のような外観の アトリエわっか

その中では今日もせっせと靴作り

 

 

手掛けているのは

うちばねの短靴

日頃お世話になっている方へ作る靴

オーダーの内容は

 

「うちばねの短靴」

 

それだけです。

細かいデザインや革の色などなどはすべておまかせ。

 

ベーシック?

それとも…?!

 

色んなカタチを思い浮かべながら紙を切る。

 

木型と靴のデザインの両方が活き

せっかく履いてもらえるなら

お店では置いていないような

アトリエわっか らしい個性的なものを…

 

と思い このカタチに落ち着きました。

 

シンプルに でも個性的になれるよう

そんな想いを込めて

 

カタチが決まれば早速作り始めます。

 

革を切って、縫って、つり込むと…

 

出来上がりの靴の顔が見えてきます。

 

最初に紙で仮につり込んだときから

少しデザインも変え、

よりシンプルに見えるよう

できるだけステッチも少なくなるようにしました

 

ポコっとしたつま先

まぁるいラインの履き口

 

「うちばねの短靴」

 

僕なりの解釈で作り始めた1足の靴

おまかせでつくらせてもらっているくつ

 

気に入ってもらえるように

良い顔の靴になるように

気持ちを込めて作ります。

 

つづく 。