数カ月のアトリエ作り。
数カ月離れていた靴作り。
再始動したのは暑かった夏も終わり、
すっかり涼しくなっていた昨年の秋頃。
使いやすいように並べられた道具を使い
最初に作った1足目は、木型の確認の為に作った試し履き用の靴でした。
厚みのある底革を貼り合わせ
型に沿って切り整えて
踵にヒールを積み上げる
出来上がったのは、シンプルなうちばねの靴
試し履きの為だけに作ったので、
細かい仕上げなどは割愛しましたが…。
久しぶりにした靴作り。
型を作り、縫製し、つりこみ、底付け…と
1足作りあげるまでにある数多くの工程を
まるで初めてすることのように
夢中になって作っていました。
モノを生み出すのは
きっと楽しいことばかりではありませんが
モノを作るのはやっぱり楽しい
そう思えた1足目。
はじめの一歩。