カジュアルに履ける革靴 … stompという名前の靴 ①

アトリエわっかを始めて まだまだ間もない昨年の暑い季節

大工仕事のようなアトリエの内装を整えながら、木型を作っていた頃に

実は出来上がっていた このstomp( ストンプ)という名前の型紙

 

なんやかんやありまして

 

本格的なサンプルは作れていませんでしたが、

いよいよ制作開始です

カタくて 馴染むまでは時間がかかるイメージの強い革靴ですが

 

なるべく柔らかく、足にフィットするように

スニーカーのように日常のおでかけに使いやすく

それでいて、どんな服にも合わせやすい …

 

そんな革靴を作りたいと思い 作り始めたのが この stomp です

 

基本的にライニング(裏革)は仕様しておらず、

踵とつま先は芯材を入れれるよう2重構造になっていて

履いた時にできるだけ ピタッ と足に革が吸い付くような

靴になるようにデザインしました

 

そして … アッパーの状態からつり込みを施すと…

この姿に変身です.。oO

ピタッと木型に添わされた姿は

まぁるい つま先に 少し細身のシルエット

まるでコッペパンのようなカタチの

男性用ではあまり見かけない細目の木型を使用しているので

この雰囲気になりました

 

靴の顔が見えてきてこの後本底を付けていきます

明石の片隅で今日も コツコツコツと作ります。

 

つづく。