アトリエわっかを始めて まだまだ間もない昨年の暑い季節
大工仕事のようなアトリエの内装を整えながら、木型を作っていた頃に
実は出来上がっていた このstomp( ストンプ)という名前の型紙
なんやかんやありまして
本格的なサンプルは作れていませんでしたが、
いよいよ制作開始です
カタくて 馴染むまでは時間がかかるイメージの強い革靴ですが
なるべく柔らかく、足にフィットするように
スニーカーのように日常のおでかけに使いやすく
それでいて、どんな服にも合わせやすい …
そんな革靴を作りたいと思い 作り始めたのが この stomp です
基本的にライニング(裏革)は仕様しておらず、
踵とつま先は芯材を入れれるよう2重構造になっていて
履いた時にできるだけ ピタッ と足に革が吸い付くような
靴になるようにデザインしました
そして … アッパーの状態からつり込みを施すと…
この姿に変身です.。oO
ピタッと木型に添わされた姿は
まぁるい つま先に 少し細身のシルエット
まるでコッペパンのようなカタチの
男性用ではあまり見かけない細目の木型を使用しているので
この雰囲気になりました
靴の顔が見えてきてこの後本底を付けていきます
明石の片隅で今日も コツコツコツと作ります。
つづく。