ベーシックなデザインの革靴 ① shoes for father in law –

兵庫県は明石市を拠点に活動している

靴と小物と教室の小さな革工房  アトリエわっか

 

アトリエでは新たに1足の靴を作り始めました

 

型紙から切り始め、

出来上がったアッパー…

 

見た目通り一般的なデザインの外羽の短靴です

まるで教科書通り のような型紙を切ったことはありませんでしたが

 

義父に履いてもらう靴を作る

 

という1つの想いが きっかけとなって作り始めた靴だったので

今回はあえて普通にこだわったデザインにしました

幅広の足が特徴的だったので、なるべく足に合うように

rogueやwoopで使用している幅広の木型を採用し

中底を加工…

 

今回の靴はハンドソーンウエルテッドの10分仕立ての予定なので

中底には溝をあらかじめに掘っています

そして、つり込みを施していきます…

 

右足… ひだりあし…

 

と順番に添わしていくと

木型に添わされた状態に…

ベーシックなデザインの型紙でしたが

特徴的な木型を使用しているので、個性的なフォルムになりました

マッケイ製法で作っている靴は糊で仮止めしますが

今回のこの靴はここからウェルトを付けていくので

すべて釘だけでつり込みを施しました

 

 

まだまだ続く靴作り

気持ちを込めてつくります