明石の片隅にある革工房
靴と小物と教室の アトリエわっか では
今日もコツコツと靴作りをしています
“小さな靴” の次に作り始めたのは
黒と緑の色の革を使用した “rogue” という名前の靴です
ポコっとしたつま先と 10個もの紐穴が特徴的な “rogue” という靴
クロい方はオーダー品、ミドリの方はサンプルとして作り始めました
まずは裁断…
型紙通りに革を手裁ちしていきます
大事なしるしは銀ペンで書き入れて …
そして、縫製へ … 。
トコトコトコトコ・・・
ミシンを使って縫い合わせると…..
黒と緑の革を使った “rogue” のアッパーが出来上がりました
オーダー頂いた黒い革の方の裏革はヌメのベージュ …
緑の革のサンプルの方の裏革は黒 …
実は表革も大事ですが、裏革の色の使い方でも雰囲気はかなり変わってきます
個人的にはキュッと締まった雰囲気の “黒い裏革” が好きですが
色移りが気になる方はヌメの方が使いやすいと思います
ここから木型に添わせた中底を加工して
“つりこみ” と呼ばれる工程です
縫製されたアッパーに紐を通し
中底を付けられた木型に添わせていくと…
キュッと木型に添った状態に …
デザインはシンプルにまとめていてパーツは少ないものの
特徴的なフォルムの靴 … に近づきました
つり込む前の ほわーん とした雰囲気と
つり込んだ後の キュッ とした雰囲気とでは
明らかに違う表情になる 靴作り …
靴作り前半の 目に見える
カタチの変化の多さも作っていて楽しいところです
クロとミドリの “rogue”という革靴
ここから徐々に “靴” になっていきます …
つづく。