兵庫県は明石市の片隅にある アトリエわっか
手づくりの 靴と小物と教室の革工房です
アトリエでは商品の制作や販売、そして 靴の教室 も行っています
今日は靴教室の様子をご紹介します
小さなちいさな工房で行っている靴教室
お世辞でも広くはない空間ですので 1人~3人までと 少人数で開講しています
手づくりで作るアトリエわっかの靴教室
まずはじめにする工程は
” 型紙 “
と呼ばれる設計図を作るところから始まります
自分が使う木型から型を取り
紙に写して、
切り取って…
と細かい作業を繰り返して
ベースとなる型を作ります
そして、木型に直接絵を描いてみます
どんな靴を作ろうかな?!
頭の中で靴のイメージはあっても
絵にするのって意外と難しかったりします
作りたいデザインの靴のイメージを固めつつ
絵を描きいれて…
そこから型を作っていきます
慣れない革包丁を使いながら …
紙を切っていきます
紙を切るくらいならカッターナイフでももちろんいいのですが、
多くの工程からなる靴作りは革包丁なしには進めていくのは難しいんです
分厚い革も切ったり、細かいところも切ったり… と
革を切る前に包丁の感覚を掴んでもらいたいという想いもあり
教室では はじめから革包丁を使ってもらっています
そして 最初にカタチにするのは
薄紙を使ったアッパーです
型紙のデザインやバランスの確認の為に
革を使う前にまずは紙を使って靴のカタチに組み立ててみます
パーツごとに切り分けられたものを
ペタペタ と紙を貼り合わせて
カタチにしたものが こちらです
紙でできた仮のアッパー
もちろん まだまだ完成ではありませんが、
平面のパーツを組み合わせて靴のカタチになる…
なんだか不思議な感覚と
自分で書いた線が 靴の姿に変わるという
なんだかワクワクする気分になります
イメージ通りできたかな?
ここから革に写す為に型紙を作っていきます
まだまだ始まったばかりの靴作り…
完成までは山あり谷ありだと思いますが
なによりも楽しみながら作っていけたらと思います
コツコツとがんばっていきましょう!