「アトリエわっか」
兵庫県は明石市の片隅にある小さな革工房です
車だと ブーン と通り過ぎちゃいそうな場所にある工房ですが
小さなアトリエの中では
手づくりにこだわった 靴や小物を制作したり、靴の教室を行っていたりと
外観とは裏腹に色々とおこなっています
そして今日は 前回の続き
真っ黒の革靴の続きを…
ヒールを積み上げられたこの状態
この状態でもほぼ完成?!ですが
ここから更に仕上げの工程を施していきます
ナチュラルカラーのままの底回りの革を加工して
そして色をつけていきます
今回のテーマはタイトルに挙げた通り「真っ黒」
黒は黒でも何通りか仕上げ方があるのですが
マットな黒に仕上げました
前のゴムもヒールのゴムも もちろん「黒」
この後、中敷も靴紐も「黒」でまとめていくと …
完成です …
すべてのパーツを黒でまとめた rogue( ローグ) という名前の革靴
真っ黒の革靴が出来上がりました
アッパーにはヌバックの黒い革を使用し
ライニングにも黒い革
紐、ソール、ゴムも黒
すべて真っ黒でも素材によって少しずつ異なる「黒」が重なっているので
ワントーンでも沈まずに立体的な真っ黒な靴になりました
アップで見るとアッパーの少し毛羽立ちのあるヌバックの質感と
ソールのマットな仕上がりが画像でも少しは感じて頂けるかなぁと思います
是非とも手に取って、そして試してもらいたい1足になった
真っ黒な rogue という名前の革靴
明石の片隅にある小さな革工房ですが
お近くに来られた際は 是非ともお気軽にお越しください