神戸と姫路の真ん中あたり…
明石の片隅にある 靴と小物と教室の革工房
「アトリエわっか」
ひとつひとつのアイテムを型紙から
コツコツと「手」で作っている小さなアトリエです
今回は前々から作ろうと思っていた
「靴」を作り始めました
新しいデザインというわけではありませんが
「22.0㎝」の小さなサイズの革靴
イベント出展の時にお話ししていると時折耳にする
「足が小さいから…」
「足が大きいから…」
なかなか欲しい靴が見つからない… というお言葉
アトリエとして用意できている
一番小さなサイズのサンプル靴も23.0㎝だったので
まずはと思い、作り始めたのは
22.0㎝の「rogue (ローグ)」という名前の革靴です
使用した革は淡い色味のネイビーのヌバック
1色でまとめたワントーンのアッパーを被せるのは
小さなサイズの木型です
手に持つとやっぱり小さなサイズ感です
ここからワニと呼ばれる製靴専用の工具を使い
この木型に縫製されたアッパーをつり込んでいきます
つり込む前と…
つり込み終わり…
ピタっと木型に添わせてから
形成するまでしばらく置いておきます
ポコっとしたつま先と
10個づつある紐穴
シンプルだけど特徴的なデザインの
「rogue」という名前の革靴
完成まで工程はまだまだつづきます…
つづく