手づくりで作る革の靴の教室… つりこみの工程の終わりの頃

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

アトリエわっか

 

手づくりの革靴と革小物の制作と

てづくりの靴の教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

ほんじつは靴の教室のお話を…

 

 

前回の教室のブログが約1月前になってしまいましたが…

 

「つりこみ」という工程の続きのお話です

 

木型という靴型に

アッパーという靴の顔を添わしていくという工程です

 

「ワニ」という名前の少し変わったカタチのペンチを使って

革を引っぱっては釘を打つ…

 

トントントンと

 

音を鳴らしながら…

 

その繰り返し

 

くりかえしで

 

少しずつ添わしていきます

 

当たり前なんですが

忘れがちなことがひとつ…

 

靴って両足あるってこと

 

片足ができたらもう片足

 

だから同じことを2回しないといけません

 

きっとこれも靴作りが難しいと言われるポイントの1つだと思います

 

でも片足を経て慣れた手だと

もう片足は早くできたりもします

 

だから面白い靴作り

自分の成長も感じながら作ることもできるかも?しれません

 

 

なんやかんやと

集中しながら

トントントンと

 

少し気を緩めて

話をしながら

トントントンと

 

釘を打ったり抜いたりして

 

時間が経つのも忘れた頃に

つり込みの工程も出来上がりました

 

 

少し日も傾いて…

西日に照らされた様子がなんとも良い雰囲気

 

まるで完成したかのような雰囲気も出てしまいましたが

まだまだ途中…

 

でも良い顔の2足になりそうです

 

自分で作る革靴作り

 

完成までは

まだまだ続きます