焦げ茶色のやさぐれたレザーの1点物のサイドゴア beck(ベック)という名前の革の靴

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

 

 アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は革靴のお話を…

 

 

焦げ茶のレザーで作ったサイドゴアブーツ

 

beck(ベック)という名前の革靴が出来上がりました

 

しっかりとオイルも含まれた雰囲気のあるレザーを使用し

しかも、1枚の革の中からやさぐれた部位を組み合わせてカタチにした1足

 

独特な雰囲気の革がなんとも良い味になっている革靴です

 

 

生きている時にきっと何か大変なことがあったんだろうな…と思える

すごい傷がついていたり

 

何がどうなったのか

1部だけ鱗のように硬くなっていたり

 

そんな独特なところをあえて詰め込んで靴にしました

 

 

本体やソールなどの革の部分はブラウンに統一し

サイドゴアやヒールのゴム系はブラックにして

 

ダークトーンのサイドゴアにしあがりました

 

 

出来上がったのは22.0㎝の小さなサイズの現品サンプル

 

小さいのになんとも言えない

このやさぐれた雰囲気が

なんだか良いとこを凝縮されたような気がして

 

カッコ可愛い1足になりました

 

 

ポコっとしたつま先と

踵に付けた大きめのわっか

 

シンプルだけど特徴的な革靴のbeck

 

癖の強い1足ですが

 

出来て早々、良い出会いに恵まれました

 

 

暑い今の季節には合わせにくいかもしれませんが

 

きっと初秋からは

ほぼ年中、足元を支えてくれる

使いやすいアイテムになってくれると思います

 

出逢っていただき

そして選んでいただきまして、

本当にありがとうございました

 

長くながく履いてもらえたら幸いです

 

ありがとうございました!