自分の手で作る革靴…アトリエわっかの靴教室 コツコツと自分で作ったサイドゴア 出来上がりました

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

 

 アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

 

小さなちいさなアトリエです

 

 

 

本日は靴教室のお話を…

 

 

型紙から自分で作っていく

アトリエわっかの靴教室

 

なんでもかんでも作れるわけではありませんが

 

できる限り理想に近いものを作れるようにお手伝いもしつつ

 

小さなアトリエですが、手作りの教室を行っています

 

 

そんなこんな

 

色んないろんな工程を経て

 

1足の手作り靴が完成しました

 

 

作っていたのは

アンクル丈のサイドゴアブーツ

 

ゴムの部分を三角にしているのが特徴的でデザインのアクセントになっているこの革靴

 

ありそで見かけないデザインになりました

 

 

アッパーにはダークブラウンのオイルレザーを使用し

 

ゴムやソールはブラックにまとめて

 

ダークトーンのバイカラーに

 

シンプルだけど独特な良い雰囲気の革靴に仕上がりました

 

 

つれづれと事細かに文章にはできていないのが申し訳ありませんが

 

この完成に至るまでには色んな工程があり

時間も手間もかかります

 

個人差はありますが、1足の革靴ができあがるまでは約40時間

 

丁寧にコツコツと作られておりました

 

出来上がったのはこの冬の初め頃…

 

この冬、たくさん履いてやってください

 

完成おめでとうございました

 

 

 

アトリエを作り始めてから まるまる約4年 振り返るとアッという間、長いようで、早い まる4年

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

 

 アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

本日はアトリエのお話を…

 

 

アトリエの扉を開けると広がる光景がこれです

 

ローチェアとテーブル

 

そして色んな工具や木型…

 

これが今現在のアトリエの様子です

 

 

外見は物置のような、ベランダ付きの小さな部屋のような見た目ですが

 

中に入ると、また外見のイメージとは異なる風景が広がります

 

 

 

このアトリエを作り始めたのは

 

4年前の夏…

 

 

完成のイメージがある訳でもなく

 

ただただ床だけは木のフローリングを貼ろうと思っていただけの空間でした

 

 

↓の画像が改装前の手つかずの状態です

 

 

一言でいうとバストイレなしのワンルーム

 

この状態からなんやかんやありまして

現在の状態に…

 

床を敷いて、椅子や机を作って…

扉をなくしたり、壁を塗ったり…

 

やりながら、やりながら

 

今のカタチになっていきました

 

 

 

置いている大きな機械は漉き機とミシンだけです

 

狭いアトリエではかなりスペースを取っていますが

 

ほとんどの工程は手作業で行うことが多いので

 

机として使うことが多いかもしれません

 

 

そしてほとんどの時間をこのローチェアとローテーブルで過ごします

 

靴作りの時はもちろん、

手縫いの時やなんやかんや…

 

ミシンなどを触っている時間よりも多い時間をこの空間で過ごします

 

 

使い始めた頃は今よりもモノが少なかったですが

 

少しずつ使いやすいよう増やしていき

 

見た目はガヤっとなっていますが

 

使い勝手の良い居場所になっています

 

 

まるで…

 

 炬燵に入りながらイロイロ手に届く場所にあるような感じ

 

と言えば伝わりやすいかもしれません

 

 

 

 アトリエわっか

 

オリジナルの手作りの革靴や革小物の制作も行っていますが

 

手作りの靴教室も行っています

 

↑の画像が生徒の皆さんの作りかけの作品たちです

 

すべての工程を手作業で作っていく自分の革靴

 

 

一朝一夕ではできない革靴作り

 

完成までに時間はかかりますが

 

できあがっていくまでにカタチの変化も楽しみながら作っていける革靴作り

 

靴が好きな方はもちろん

手作りがお好きな方、なんか面白そう…と感じてもらえる方には是非ともやってみてもらいたいです

 

レザークラフトの中でもマニアックで始めにくい靴作りかもしれませんが

手間暇かける分、愛着のあるものも作れます

 

 

どうぞ気になるお方はお気軽にお問い合わせください

 

 

取り留めのない話になりましたが

 

アトリエを作り始めて約4年…

 

出来上がってからも、このホームページを作ったのと

外に看板をつけたくらいで、これといった大きな宣伝はできていませんが

 

この小さな革工房 アトリエわっか を

出逢っていただいた、見つけていただいた、皆さま

 

 本当にありがとうございます

 

 

 

この春からイベントなどの出展も

コロナウィルスの影響ですべてなくなり

 

色んな方にお会いする機会もかなり減ってしまっていますが

 

アトリエでは細々と靴の制作なども進めています

 

規模を縮小しての靴教室も行っています

 

こちらから会いにいくことは少なくなっていますが

どうぞ機会がありましたらアトリエにも遊びにいらしてください

 

 

これからもこの わっか が広まりますように

 

 

世界にひとつ 手作りで作る自分たちの革靴 ② 

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

 

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 アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

本日は前回のつづき

 

靴教室のおはなしを…

 

 

ご夫婦で教室に通って作っていた

 

手作りの革靴

 

縫製やつりこみ

底付けや底縫いなど

 

色んな工程を経て

 

残すところは仕上げの工程

 

どこまで行うのかは自分のさじ加減になる仕上げ

 

特にヤスリの磨き具合は個人差のでるところかもしれません

 

 

磨き、ロウをソールに染み込ませ…

 

最後に踵に飾り釘を打ちこんで

 

 

 

いよいよ、いよいよ

 

完成です

 

 

靴紐をほどき

 

木型を外す

 

 

 

きっと作ったことのある人しか

わからないと思いますが

 

木型をはずした

 

「靴」の状態がなんとも軽いと思えます

 

 

木型の重みがなくなるから当然なんですが

 

手に持った感覚も

きっと履いた感覚も軽く感じます

 

手をかけた分だけ

軽く履きやすい靴になるような

そんな気がします

 

 

ただ、ただ

 

わかる人にだけわかってもらえたら良いのかなぁとも思います

 

 

少し話がそれましたが

 

そんなこんなで

 

靴紐を締めて

 

いよいよ完成です

 

 

 

 

使用した木型

 

もちろん型紙、デザインも個々で異なりますが

 

どことなく似ている雰囲気に仕上がりました

 

やっぱりご夫婦の繋がりが感じられました

 

 

お二人とも初めてのてづくり靴とは思えない

 

質の高い出来栄えでした

 

 

完成おめでとうございました!

 

たくさんたくさん履いてあげてください

 

経過した様子も


また見れたら嬉しいです

 

 

無性に靴が作りたくなったら

 

いつでもお待ちしております

 

 

 

 

教室の新規生徒さま 随時募集しております


靴作りにご興味のおありのお方は


どうぞお気軽にお問い合わせください

 

またホームページにも概要は載せています

お時間ありましたらご覧ください

 

世界にひとつ 手作りで作る自分たちの革靴 ①

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

 

 アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は靴教室のおはなしを…

 

 

アトリエわっかの靴教室

 

靴作り…

 

靴作り?

 

靴教室?

 

自分で作る?

 

革靴を自分で作る教室 = アトリエわっかの靴教室

 

 

ベースとなる木型を2種類から選び

デザインを考えるところから始まる靴作り

 

 

使用する革はお好きな組み合わせで選んでいただけます

 

アトリエにある革を使っても良し

 

お自身で使いたい革をお持ちの場合や

アトリエにはない革を使いたい時は持ち込みもしていただけます

 

今回ご紹介するのは2足の手作り靴

 

ご夫婦で教室に通って作っていただきました

 

使う木型は細いのと丸っこいので異なりましたが

 

なんとなく雰囲気が似ているお靴たち

 

 

 

デザインを考え

 

型紙をおこし

 

型を革に写して切り分けてから

 

立体に縫製を施し

木型に添わせて

革底を貼りつける…

 

 

簡略した表現ですが

文字数じゃ図り切れないほど

細かい作業がある靴作り

 

大変な作業もあったと思いますが

おふたりとも楽しみながら1つひとつの工程に挑んでくれていたのが印象的でした

 

 

切ったり

 

引っぱったり

 

叩いたり

 

縫ったり、削ったりしながらカタチになっていく

 

手作りの革靴

 

 

全然違うような

 

そっくりのような

 

そんな2足の革靴が徐々にカタチになってきました

 

 

ここまでくると

 

完成はもう目前…

 

次回完成です

 

 

 つづく

 

 

教室の新規生徒さま 随時募集しております

靴作りにご興味のおありのお方は

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またホームページにも概要は載せています

お時間ありましたらご覧ください

アトリエわっか の靴教室 月に1度のお楽しみ… 手づくりの靴作り ② 完成編

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房



 アトリエわっか



手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち


そして、手作りの靴教室をおこなっている


小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は前回の続き、

靴教室のお話を

 

 

1から10まで自分の手で革靴を作っていく

 

そんな、その辺にありそうで、あんまり見かけない

 

手作り靴の教室を行っている アトリエわっか

 

今回紹介している生徒さんの靴もいよいよ後半戦

 

本底用の革を貼りつけて

理想のカタチをイメージしつつ切り整えたら

 

 

底面からトントントントン靴底に穴を開けて

手縫い用の糸をつくり…

 

手縫いで「靴底」を縫っていきます

 

 

一目一目手縫いの底縫いを経てから

 

カカト部にヒールを付けていくと…

 

見た目は完全に「靴」に変化しました

 

 

革を化かすと書いて「くつ」

 

 

ホントによく考えられた漢字だなぁーと思います

 

 

と、カタチが出来上がってからも靴作りの工程は続きます

 

 

いくつかのヤスリを使い、底のカタチを丁寧に整えて

 

その上にロウを染み込ませます

 

すると…

 

ナチュラルの色味からブラウンに変化します

 

最後に中敷を敷き、靴紐を通すと

 

手製靴の完成です

 

 

平均で1足作りあげるのにかかる時間は

約40時間

 

数字だけ見ると長くも感じますが、

作っている最中はあっという間に感じます

 

靴作りは楽しいですからね…

だからかなぁーと思います

 

 

初めて作った靴はお自身用…

 

ツルっとしたキャメルのレザーで

優しい雰囲気に仕上がりました

 

丁寧にヤスリをかけた底回りは

キレイに艶っと仕上がっておりました

 

色味の変化も大きいこの革靴

 

このキャメルがブラウンに変化するくらい

長く大事に履いてあげてください

 

 

完成おめでとうございました

 

 

 

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アトリエわっか の靴教室 月に1度のお楽しみ… 手づくりの靴作り ①

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

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手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は靴教室のおはなしを…

 

 

「靴を作る」

 

身近なようで、身近じゃない

 

そんな教室

 

靴を作る教室

 

自分の足のサイズで

はたまた、誰かのサイズで

自分の手で1から10まで作っていく

 

そんな手作り靴の教室をおこなっているアトリエでのお話です

 

1から始まる靴作り

 

始めにするのは型紙と呼ばれる設計図を作るところから

 

ベースとなる木型(靴のカタチの土台)から理想のデザインになるよう

 

紙を使って型紙をおこしたら

 

それぞれのパーツごとに革を切っていきます

 

 

 

型紙通りに切り分けたパーツたちを

ミシンを使って縫い合わせると…

 

↑のような甲革(アッパー)の完成です

 

作る製法で底のカタチは変化しますが

 

靴の見た目(デザイン)の部分になるトコロ

 

これができたら

 

 

靴の土台となる

中底となる革を整え

縫製されたアッパーに仮紐を通しておきます

 

次に行う工程は

 

「つりこみ」

 

靴がお好きな方だったら耳にしたことがあるかもしれない

靴作りの醍醐味に近い工程のひとつです

 

 

木型にアッパーを添わせていく工程

 

ひとつの道具で3役を担う

ワニと呼ばれる工具を使って

革をひっぱったり

叩いたり

そして、釘を打ったり

 

1本1本、地道にひっぱっては釘を打って仮止めしていくと

 

両足、ピタっと添いました…

 

 

靴の顔(見た目)が決まる

大事な工程… つりこみ

 

これを経て

 

大きめに裁った本底用の革を貼りつけると

 

 

見た目はより「靴」に近づきました

 

ここから革包丁を使って手裁ちで

本底のカタチを整えていきます

 

分厚く硬い本底の革

 

切るのに慣れるまでは苦戦しますが

 

自分の手でカタチを作っていくという

おもしろさのある工程の底付け

 

 

少しずつ整えていきます

 

この辺りで靴作りの前半戦から後半戦への折り返し地点

 

次回はこの続きをご紹介させていただきます

 

 

恐ろしく少ない文字数で紹介しておりますが

ここまで来るのにかかる時間は人それぞれ 

それなりにかかります

 

詰めて来られる方はもちろん早いし

慣れてきた人ももちろん早い

 

ボチボチと焦らずに自分のペースで作ってもらいたいと思って

教室は習い事のように

何曜日の何時から…という風にはしていません

 

スケジュールの空き次第で

月に何度でも来てもらえます

 

気持ちの良いペースで

今回紹介している生徒さんは月に1回

 

毎月楽しみにしてもらえているようで

こちらとしてもなんとも嬉しい限りです

 

そんなこんなで次回へ

 

つづく

 

 

 

 

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アトリエわっか の 靴教室 手製靴 始めの1足はキャメル色のレザーを使った外羽の短靴です

 

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手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は靴教室のお話を…

 

 

出会ったのはちょうど1年ほど前…

 

それから少し経ってから

 

本日紹介する手作り靴の制作が始まりました

 

 

デザインはもちろん、型紙から作っていく

 

アトリエわっかの靴教室

 

初めの1足は外羽の短靴に決まりました

 

 

型紙を作るところから

革を選び、手裁ちでの裁断

そして、ミシンを使った縫製の工程を経て

木型にアッパーをつり込んでいき本底を付けてから切り整えて…

 

 

ここから行うのは「底縫い(マッケイ製法)」

 

本底のレザーソールに溝をほり

そこに穴をひとつひとつ開けてから

 

専用の糸も自分で作ったものを使って縫っていきます

 

繊細であり、大胆な作業もある糸作りを経て

一目ひとめ縫いますぬいます

 

 

急がす慌てず行いたい工程のひとつ

 

急いで糸が絡まったりすると

逆に時間がかかってしまいます

 

一目一目手縫いで行うので

時間はかかりますが、その分愛着も湧く工程と思います

 

そんな底縫いを経て

 

 

カカトにヒールを積み上げて

 

切り整えては、ヤスリで丁寧に整えたら

 

底回りはロウを熱したコテで染み込ませてブラウンになるように仕上げました

 

 

木型を入れてする最後の作業は

お好みで刻印とヒールに化粧釘の打ちこみ

 

そして…

 

 

木型を抜いて

 

中敷、そして靴紐を通すと…

 

 

 

手作り靴の完成です

 

 

年中使いやすい色味の

キャメル色のレザーを表革に使用して

靴紐や底回りは同系色のブラウン系で統一した1足

 

柔らかい雰囲気で出来上がりました

 

 

 

履いてみるとこれまた違った感じの見え方になります

 

 

「自分で作った靴を履く…」

 

「自分で作った晩御飯を食べる…」

 

どちらも同じようですが

当たり前のようで当たり前じゃないのが

 

きっと靴作りなんだと思います

 

ほとんどの人の当たり前じゃない

自分で作る「靴作り」

 

もちろん一朝一夕では、なかなかできませんが

じっくり時間をかけて

コツコツ作っていけば

 

きっと誰でも作れます

 

作ろう…

作りたい…

 

と思えば、きっと誰でも作れます

 

 

ちょっと話がそれましたが

 

何をするのも楽しみながらやるのが一番です

 

そのひとつが靴作りだった生徒さんの1足目

 

見事に完成です

 

おめでとうございました

 

 

アトリエわっかの靴教室 コツコツと、焦らず慌てず作る革の靴 ③ (完成編)

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

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手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

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小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は靴教室のお話を…

 

前回からの続きのおはなし

今回で完成編となります

 

 

始めの工程…

型紙を作るところから始めた靴作りも終盤戦です

 

踵にヒールを積み上げて…

ザラっとしていた表面を

せっせ、せっせと紙ヤスリでなだらかにしていきます

 

ナチュラルのままの仕上げだったらここまででも良いんですが

 

今回はブラウンに仕上げます

 

それに使うのは無色のコバワックス

これを熱したコテで底まわりに染み込ませていくと…

 

 

あら、不思議…

 

無色が茶色に変化しました

 

毎度毎度のことですが

茶色くなる原理が気になるところですが

 

気にはなるもののそこまで調べていないのが現状です。。

 

 

と、ここまでできたら

木型を入れてする工程はあとひとつ、ふたつ

 

お好みで刻印をいれて、踵に飾り釘を打ちこんで…

 

 

そして、木型を外します…

 

ながーい間、靴に入れていた木型

 

木型を抜いた状態は何とも軽く感じます

 

それから、中敷を敷いて

靴紐を通すと…

 

 

出来上がりました

 

 

一足の手作りの革靴

 

ひとつひとつの工程を

焦らず慌てず、丁寧に作り進めたこの1足

 

良い雰囲気に仕上がりました

 

 

前から見ても、後ろから見ても

 

丁寧さが伝わってきます…

 

履けば履くほど足に馴染む手づくりの革靴

 

たくさんたくさん履いてあげてやってください

 

完成おめでとうございました

 

 

 

アトリエわっかの靴教室

随時生徒さま募集しています

手づくり・モノづくりがお好きな方は是非体験してみてください

何か気になることがありましたらお気軽にお問合せください→contact

 

 

アトリエわっかの靴教室 コツコツと、焦らず慌てず作る革の靴 ②

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

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手づくりにこだわって制作している革靴や革小物たち

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本日は、かなり間が開いてしまいましたが

靴教室のお話のつづきを…

 

 

型紙から作り始めるアトリエわっかの靴教室

 

作った型紙通りに革を切り

 

縫い合わせて、木型につりこみ

大きめに裁った革底を貼りつけたら…

 

革包丁で切り整えます

 

切りすぎないように、

 

本体に傷をつけないように…

 

慎重に、ときには大胆に…

 

 

切り終わった姿は

もう履けるんじゃないの?

 

っていうくらい、

よく見る「靴」のフォルムに変化します

 

 

そんな合間にちょっと一息、

底が付いたので

木型を抜いたタイミングで試し履き…

 

イメージ通り、

良い感じになりそうです

 

でも、まだまだ靴作りの工程は続いていきます

 

 

切り整えた底の裏面に溝を掘り

そこに、コンコンと穴を開けていきます…

 

次にするのは、底を縫う工程

マッケイと呼ばれる底縫いの製法です

 

基本的にお店などで見かけるものは機械で縫われていますが

靴教室の生徒さんは、ほぼ手縫いでこの工程を施しています

 

縫う為の糸を加工し、一針一針、ギュっとしめて縫っていく

 

靴作りならではな工程かもしれません

 

 

なんとも大変そうな工程ですが

 

慣れてくると手際良く進めていけます

 

でも油断すると長い糸が絡まったりもするので

慎重に、しんちょうに

 

気を抜かないように一目一目しっかりと縫っていきます

 

 

この、底縫いが終わると

カカト部にヒールを一枚いちまい積み重ねては切っていきます

 

「ヒール」ってものを付けるのではなく

 

一枚の革を「ヒール」にしていく…

 

という工程です

 

重ねて、切って、釘打って

 

粗削りですが、革包丁で整えたら…

 

 

完成?!

 

と思ってもおかしくない、もう履けるものになっていますが

 

ここから仕上げの工程に入ります

 

せっかく作るなら、良い物を作ってもらいたいので

仕上げにも時間をしっかりとります

 

完成まではもう少し、

 

手づくりの革靴

 

次回、完成です

 

 

つづく

 

 

アトリエわっかの靴教室

随時生徒さま募集しています

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アトリエわっかの靴教室 コツコツと、焦らず慌てず作る革の靴 ①

 

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

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手づくりにこだわって制作している

革靴や革小物たち…

 

そして、手作りの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

本日はそんな小さなアトリエで行っている

靴教室のお話を…

 

 

靴の教室…

 

きっと探せば

 

あちらこちらで行われている

 

手づくりの靴教室

 

アトリエわっかでは基本的にはすべて「手」で作ってもらっています

 

作るのも、靴の設計図となる型紙から…

 

なので、デザインを考えるところからはじまります

 

 

そして、型ができあがったら

革にそれを写して、手でひとつひとつのパーツごとに切り出していく…

 

自分の手で切り出す革のパーツたち

 

それらをミシンを使って縫製していきます

 

 

使用するのは家庭用ミシンとは異なり

工業用のミシンです

 

馬力も扱いも少し異なる馬車馬のようなミシンを使い

 

1つひとつ組み合わせていくと…

 

 

 「靴の顔」となるアッパーの完成です

 

これを中底をくっつけた木型につり込んでいきます…

 

ベースとなる木型で大きく変わる靴作り

今回使用しているのは

細身のラウンドトゥのラストです

 

 

靴作り特有の道具 ワニ と呼ばれる道具を駆使して

 

釘と糊を使って木型に添わせていくと…

 

立体的な靴のフォルムに変身します

 

それから本底を付けると

 

より靴の姿に近づきました

 

 

ひとつひとつの工程を経て

 

見た目の変化も楽しめる靴作り

 

まだまだ途中の工程ですが本日はここまで

 

続きはまた次回ご紹介させていただきます

 

手づくりでつくる靴作り

 

 つづく

 

 

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