履き始めて約1年半… 良い雰囲気に育ってきている「karoo」という名前の革靴

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

アトリエわっか

 

手づくりの靴や革小物などのレザーアイテムの制作と

靴の教室をおこなっている小さなちいさな革工房です

 

本日のお話は…

 

革靴のお話です

 

最近はあまりご紹介できていなかった革靴

「karoo  ( カルー )」という名前の革靴

 

 

こちらの画像の karoo は 自分用にと作って、

日々愛用している革靴です

 

元々はネイビーのレザーを使用して作った1足は

経年変化も少しづつ進み…

青みがなくなってきて黒っぽくもなってきました

 

 

ちなみに出来上がったときの様子がこちらです

 

画質も少し異なるのでわかりにくいかもしれませんが

つま先の色味は明らかに比べると違っています

 

本体となるベースは1枚革になっていて

カカトにも芯材を使っていない

スリッポンにもなるライトな革靴の「karoo」

 

なのでサンダルの様にカカトを踏めるように作ったので

急いでいる時には踵を踏んだまま出かけることも可能です

 

また、脱ぎ履きが便利な革靴…

 

夏場は素足で履いても気持ちが良い靴になっています

 

 

履き始めて約1年半…

 

中敷の変化もカカトのトコロだけは白っぽいまま…

のように、夏場の日焼け跡のような感じになっていました

 

アッパー部分の本体・つま先・踵

それぞれの革の部分も良い具合に変化していて

革の味わいが深くなってきました

 

もちろん夏だけじゃなく

1年中履いているこの「karoo」という革靴

 

夏場は短いソックスと合わせて

涼しくなってくると靴下と合わせたりと

 

見せ方も色々できる1足です

 

 

まだまだ暑い日が続いていますが

 

きっと、気づくと涼しいねー

 

っていう風になっているんだろうなぁと思います

 

そんなこんなでまだまだ足元を支えてもらいます

 

「karoo」と共に過ごす平成最後の夏…

 

 

くろい? クロイ? 真っ黒の rogue という手づくりの革靴

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり …

明石の片隅にある革工房

アトリエわっか

 

コツコツと作っている手製の革靴や革小物

そして、靴の教室をおこなっている

小さなちいさな革工房です

 

 

本日は1足の革靴の紹介です

 

 

黒いヌバックの革をアッパーに使用した1足の革靴

「 rogue 」 という名前の革靴です

 

パッと見の印象よりも

よーく見るとごくごくシンプルな靴になっています

 

パーツも多くもなく

複雑なデザインでもない…

 

でもところどころ特徴的で

シンプルだけど

しっかり自己主張のある靴…

 

そういったところをイメージして作った革靴です

 

製靴の数多くある工程の

ほぼすべてを「手」で作っています

 

手で切って

 

手で削って

 

手で叩いて

 

できるところはすべて「手」作業です

 

だから機械で作られたように同じではなく

ひとつひとつの靴の表情は変わりますが

ひとつひとつが個性的にもなります

 

 

なので、

 

だれかの為に作った靴と

 

あの人の為に作った靴とでは

 

同じサイズ、同じ素材で作ったとしても

きっと少し違うものになります

 

 

きっとそういうところが

量産品とは違って

ハンドメイドのすごい良いトコロ

 

ひとりひとりが違うように

ものだってひとつひとつ違う

 

だれかが持っているものを探すより

自分だけの何かを探してもらえたら

 

手づくりで作っている意味が生まれそうな

そんなこともないような?

 

なんだかよくわからなくなりましたが

 

手づくりって良いよってことが言いたかったんだと思います

 

 

そんなこんなで

新しいサンプル靴

 

ポコっとしたつま先も特徴的な

 

真っ黒いrogue    24.0㎝

 

出来上がりました

 

アトリエにも並んでいますので

 

ご興味ありましたら

どうぞお気軽にお問い合わせください

 

よろしくお願いいたします

 

黒っぽい?茶色っぽい?曖昧な色味の rogue という革靴

兵庫県は明石市の片隅にある

小さなちいさな革工房

「アトリエわっか」

 

手づくりにこだわった革靴や革小物の制作

そして、手づくりの靴の教室をおこなっています

 

本日は1足の革靴の紹介です

 

 

アトリエわっかの革靴の中でも

人気のあるデザインの rogue という革靴

 

夏のイベント前にサンプルとして作っていた1足は

 

黒っぽくもあり…

 

茶色っぽくもあり…

 

グレーっぽくもある…

 

なんとも曖昧な色味の革を使用した1足です

 

 

底回りはザラっとした質感を残したマットブラック

 

靴紐もブラック

ライニングもブラック… と、

 

ダークトーンで統一した仕様になっています

 

 

可愛くもあり

 

大人の雰囲気も漂う

 

そんな革靴になった この rogue は完成して早々に

良い出会いに恵まれて嫁いでいってしまいました

 

 

なのでなんだか少し懐かしい…

 

こうやって写真を見ながら

文字を綴っていると、そんな気持ちにもなります

 

 

完成の時に撮っていた↑の画像

共に同じタイミングで嫁いでいった rogue

 

夏のおでかけに履いてもらえているかなぁー

 

たくさん履いてもらえていたら良いなぁ…

 

そんなことを想いつつ

 

 

今日はアトリエにひきこもり

 

世の中はUターンラッシュ…?

お盆もそろそろ終わりかな?

 

ブラウン?カーキ? 茶色って一言でいっても幅がある… 茶色い? stomp という名前の革靴 ③(完成編)

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

「アトリエわっか」

 

手づくりにこだわって制作している革靴や革小物

そして、自分の手でつくっていく靴の教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日は前回からの続き…

制作していた 「stomp」という名前の革靴

 

いよいよ完成です…

 

 

ブラウンのような?

 

カーキのような?

 

曖昧な茶色の革を使用した1足

 

stompという名前の革靴

 

足当たりも柔らかく馴染みの早い革で作られた1足です

 

 

全体的にダークトーンだったので

靴紐はアクセントで少し明るめのベージュを採用

 

中性的な色味なので年中コーディネートに取り入れやすい色合いになりました

 

 

中敷もベージュの革を使用し、

 

カカトのトコロにはもちろん

「わっか」のロゴの焼き印を…

 

 

なるべく縫製を少なくしたデザイン…

 

細身の木型をベースに作っている1足の革靴

 

色んな服装に合わせやすいデザインになっています

 

カチっとした革靴とはまた違って

 

普段のお出かけに…

 

何気ない生活に…

 

日々の暮らしの道具の1つとして

 

使ってもらいたいと思って作った革靴です

 

気になられましたら…

 

アトリエに並べていますので

どうぞお近くにお越しの際は遊びにいらしてください

よろしくお願いいたします

ブラウン?カーキ? 茶色って一言でいっても幅がある… 茶色い? stomp という名前の革靴 ②

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある小さな革工房

「アトリエわっか」

 

手づくりにこだわった革靴や革小物の制作と

てづくりの靴教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

本日は前回の記事の続きのお話を…

 

 

 

曖昧な色味の茶色い革を使った stomp という名前の革靴

この靴の制作も後半戦です

 

底縫い(マッケイ製法)を施したあとは

カカトのところ…

 

ヒールを一枚いちまい積み上げていきます

 

細かいことをいうとヒールを積み上げる前に

ハチマキと呼ばれる細革で傾斜を整えてから

 

ヒールのカタチに切り出した革を

 

ペタっ と貼っては

 

手包丁で切り整えて…

 

そのあと釘を打って固定して…

 

この繰り返しでヒールが付けられていきます

 

最後の地面に接地するところ

トップリフトには革ではなく強化ゴムを使っています

 

 

ヒールが付くと

 

もう見た目は「靴」です

 

ここからは仕上げの工程

特に底回りを丁寧に整えていきます

 

ヤスリを施し

手包丁じゃ整えきれなかった部分をなだらかにしてから

「ロウ」を側面に染み込ませていきます

 

革に無色のロウを入れると茶色く変化して

染料で染めるのとはまた違った

なんとも言えない雰囲気がでてきます

 

見た目だけじゃなく防水性も上がる優れもの

 

ここまで工程を施すと

そろそろ完成間近…

 

次回完成です

 

つづく

 

ブラウン?カーキ? 茶色って一言でいっても幅がある… 茶色い? stomp という名前の革靴

兵庫県は明石の片隅にある革工房

アトリエわっか

 

手づくりにこだわって制作しているアトリエでは

オリジナルの革靴、革小物の制作と

てづくりの靴の教室をおこなっています

 

本日は1足の革靴の制作風景の紹介です

 

 

裏革を使用せずに作っている革靴

stomp ( ストンプ)  という名前のアトリエわっかの革靴

 

つま先とカカト以外はアッパー革のみとなっているので

足馴染みも早いのが特徴的な革靴です

 

そんな1足の革靴

 

作り始めは、裁断から始まって、

縫製・つり込み… と続いていきます

 

 

上の2枚の画像は つり込み前 と つり込み後

 

サラッと見ると同じ様な写真にも見えるかもしれませんが

実はビフォーアフターです

 

そう言われてからもう一度見てみると

きっと違いがわかってもらえると思います

 

この木型に添わせた状態からは

革底を付けていきます…

 

大きめに裁ったものを

 

ペタっ と

 

 

そして、

 

ここから手裁ちで切り揃えていき…

 

 

見慣れた雰囲気の

靴のフォルムにまで整えます

 

片足が終わったら

もちろん続けてもう片足…

 

同じことを2回づつ繰り返して作っていく靴作り

 

楽しい?

 

めんどくさい?

 

どう感じるかは人それぞれ

 

ぼくはどうやら楽しいと思ってしまった人です

 

 

細かい工程も色々ありつつ

ここまで進めて折り返し…

 

このつづきは

 

また次回…

 

つづく

 

ご出産のお祝いに… 小さな靴の贈り物…

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石の片隅にある革工房

アトリエわっか

 

てづくりの革靴を中心に

革物を手づくりにこだわって制作している

小さなちいさなアトリエです

 

本日はそんな小さなアトリエで作った

小さな革靴の紹介です

 

 

作っているのは…

 

11㎝の小さな靴

 

材料は ほぼすべて「革」で作っている1足は

 

贈り物に最適なファーストシューズです

 

 

すべての工程を手作業で作っている小さな革靴

 

大人のサイズとはまた勝手が違いますが…

使う道具は大人とおんなじです

 

つり込む時にはワニを使い

切るときには使い慣れた革包丁

 

ひとつひとつの工程を経て

 

 

大人の靴と同様に少しずつ整えていきます

 

写真で見るとサイズ感がわかりにくいですが…

 

手のひらに乗せてみると…

 

 

やっぱり小さな11㎝

 

 

アトリエわっかのファーストシューズは

カカトやつまさきには芯材を使っていません

 

なので、大人の靴よりも時間をかけて形成させます

 

作り始めると早く完成させたくなりますが

その気持ちを堪えて木型を入れて長い期間寝かせておきます

 

 

じっくり時間をかけて作った1足は

 

出産祝いの贈り物

 

 

 

小さな小箱に詰め込んで…

 

気持ちを込めて作った小さな革靴

 

きっと履かせてあげれる期間は短いですが

時間が経った時、久しぶりに見たときに

優しい気持ちになれるような

思い出の品になれたら幸いです

 

ご出産おめでとうございました

 

日光浴をたっぷりさせながら作った革靴… rogue という名前の革靴 ② (完成編)

兵庫県は明石の片隅にある革工房

「アトリエわっか」

 

手づくりの革靴、革小物の制作…

そして、てづくり靴の教室をおこなっている

 

小さなちいさなアトリエです

 

ほんじつは前回の続き…

 

「やさぐれた革」を使用して作っていた rogue という革靴

 

サンプルとして作り始めていた1足の革靴

出来上がった時の様子の紹介です

 

 

 

裁断したときはもっと赤みの強かった革

 

長い間…

 

日に浴びさせては、オイルを入れての繰り返しで

 

なんとも良い色味に変化しました

靴紐はダークブラウン

ソールもブラウンにしており

トーンの違うブラウン系の色味でまとまった1足になりました

 

もちろん、革そのものの「傷」も全面に押し出した靴になっています

 

自己満足ですが…

 

時間をかけたかいもあり

独特な良い雰囲気に仕上がりました

 

この子ができあがったのがちょうど7月の東京での出展前

 

都会でのイベントが初お披露目でした

 

 

東京での良い出会いもあって

出来上がって早々に嫁いでいった この「やさぐれた rogue 」

 

あれから あっ と言う間に3週間

 

 

たくさん履いてもらっているかなー?

 

また会いたいなぁー。

 

そんなことをふと思いながら

この夏はこもって制作に励みます

 

東京へはまた11月…

 

それまでまた精進します

 

さぁ今日は月曜日…

新しい1週間、一日一日がんばります

 

日光浴をたっぷりさせながら作った革靴… rogue という名前の革靴 ①

兵庫県は神戸と姫路の真ん中あたり…

明石市の片隅にある革工房

アトリエわっか

 

手づくりの革靴や革小物の革物たちの制作と

靴の教室をおこなっている

小さなちいさなアトリエです

 

 

本日のブログでは1足の革靴の紹介です

 

rogue( ローグ) という名前の革靴

 

アトリエのサンプルとして作り始めた1足は

28.0㎝の大きめサイズの1足です

 

 

革靴を1足完成させるまでには工程も多く、

時間も長くかかります

 

使用する革を選ぶところから始まるサンプル作り…

 

毎回まいかい作る度に悩んでいるところ、

ある意味いちばん時間がかかる工程かもしれません

 

そんな革選びを経て…

 

今回使用したのは「やさぐれた革」

 

アトリエで使っている革は基本的に半裁のものを使っています

その大きな1枚のほぼ全体的に傷まみれ…

 

きっと普通の製品にはまず使われないであろう革です

 

 

どこもかしこも傷だらけ…

 

大きい傷も小さい傷も1足に詰め込むように使っています

明らかに左右非対称な傷の入り方

 

これはなんともマニアックな1足になりそうです

 

 

そして、ソールもヒールも付けられて

もうすぐ完成のフォルム…

靴の姿になりました

 

なんだか あっ という間に

出来上がったような書き方をしてしまいましたが…

 

普段よりもかなり時間をかけて作っています

 

タイトルに書いた通り…

途中で日光浴をたっぷりとさせていました

 

窓際で初夏の日差しを浴びさせて…

革の経年変化を相当促進させるように…

 

それは、この今回使っている「やさぐれた革」の

経年変化がとても良い雰囲気だったので

始めから100%の状態で見せたくて…

そんな想いを込めて時間をかけて日焼けさせました

 

画像だとわかりにくいかもしれませんが

始めは赤みが強い革ですが

日に焼けていくと徐々に黄みが強くなってきています

 

 

もちろん日焼けだけじゃなく、

制作にもじっくり時間をかけて丁寧に想いを込めて作った1足

 

 

仕上げの工程を経て…

 

まもなく完成です

 

つづく

 

 

本体は?ライニングは?ソールは? 選んで作る、rogueという革靴 ② (完成編)

兵庫県は明石の片隅にある革工房

「アトリエわっか」

 

小さな物置小屋のような外観…

手作り感の溢れる内装…

 

中見と外見のギャップもある小さな革工房

アトリエわっか

 

ここでは手づくりで革靴や革物の制作、

そして、靴の教室をおこなっています

 

本日は前回の続き…

 

お好みの組み合わせでオーダー頂いていた

rogue ( ローグ) という名前の革靴

 

いよいよ完成です

 

 

アッパーにはネイビーのレザー

ライニングにはナチュラルカラーのレザー

靴紐はダークブラウン

ソールはマットブラック

 

ひとつひとつのお好みを詰め込んでカタチにした1足になりました

 

 

よーく見ると、

ソールの部分はザラっとした質感に仕上げていたり

 

カカトにつけているタブは革の裏面を見せていたりと

 

細かい部分まで選んでいただきました

 

 

前から見ても

 

横から見ても

 

後ろから見ても

 

シンプルだけど特徴的なデザインの

この rogue という革靴

 

色んなスタイルで合わせてもらえると嬉しいです

 

徐々に黒っぽくなっていく…

レザーの経年変化も楽しみな1足になりました

 

 

想いを込めて作った1足の革靴…

 

これを小さな箱に詰め込んで

今回は郵便屋さんでお届けです

 

気に入って、たくさん履いてもらえていますように…

 

履いている姿も見せてもらえたら嬉しいです

またお会いしましょう

 

ありがとうございました